ディズニーのシンボル、アイコン、トレードマークといえばミッキー・マウス。今ではすっかり世界中のファンに愛されるお馴染みのキャラだが、実は誕生までにはその舞台裏で様々なことが起こっていた。あなたの知らないミッキーマウスをめぐる驚きの事実をここに紹介する。
ミッキーマウスの7つのトリビア
1、もう少しで別の名前になるところだった
ミッキーマウスの生みの親、ウォルト・ディズニーは初め愛らしいこのキャラクターに「モーティマー」という名前を付けた。
お相手のミニーには「ミネルヴァ」という名前を付け、これらを世に送り出すところだった。そこにストップをかけたのがウォルト・ディズニーの妻リリアンで、ミッキーとミニーという名前を提案し、これが最終的に採用されたという。
2、ミッキーの創作は実はウォルト・ディズニーのアイデアではなかった。
ミッキーを描いたのはウォルト・ディズニーでも、ネズミのキャラクターの制作を最初に提案したのはアニメーターのアブ・アイワークスだったといわれている。
3、ミッキーにはライバルがいた
前述のモーティマーの名前をディズニーは1936年にモーティマー・マウスというキャラクターに起用。ミッキーのライバルとして登場させた。
4、ミッキーの名前の由来
ウォルト・ディズニーの妻であるリリアンの命名でキャラクター名はミッキーとなった。この名前の由来は映画「ティファニーで朝食を」で知られる俳優ミッキー・ルーニーだといわれている。なんでも名前を考えているときに、ミッキー・ルーニーがたまたまウォルト・ディズニーのオフィスを訪れたのがきっかけだそうだ。
5、ミッキーの耳
アニメのミッキーの耳はミッキーがどちらの方向を向いていようと必ず画面の正面を向くように描かれている。
6、ミッキーの声優
ミッキーの声優はウォルト・ディズニー自身が務めていた。1929年から1946年まで彼が担当し、それ以降はほかの人にバトンタッチしている。
7、ミッキーの初セリフ
ミッキーのスクリーンデビューとなった1929年公開の「ザ・カーニバル・キッド」での記念すべき初セリフは、「ホットドッグ」だった