ディズニー映画史上長い間最大のヒットを記録していた作品といえば「ライオンキング」。ホームビデオの売り上げは全世界で過去最高となる約5500万枚、サウンドトラックも1000万枚以上を売り上げるなど、様々な記録を樹立した名作でもある。そんな「ライオンキング」にもたくさんの面白いこぼれ話がある。
ライオンキングの7つのトリビア
1、映画のタイトル
実は最初はライオンキングではなく、「キング・オブ・ザ・ジャングル」という題名だった。名前がライオンキングに変更されたのは、そもそもライオンはジャングルに生息しないからだという。スタッフがそれに気づかなかったら今頃笑いのネタになっていたかも。
2、ライオンの王様ムファサと女王サラビは実写でも共演
ライオンの王様ムファサとその妻サラビの声を担当したのは俳優ジェームズ・アール・ジョーンズとマッジ・シンクレア。彼らは映画「星の王子ニューヨークへ行く」でもそれぞれ王様、女王役を演じている。
3、ムファサの声はショーン・コネリーのはずだった
ディズニーはショーン・コネリーにムファサの役をオファーしていたが実現せず。結局ジェームズ・アール・ジョーンズがその代役に抜擢された。
4、SFX
シンバが崖にうなだれるシーンで、ほこりが宙に舞うとき、ほこりが「SFX」の文字を描く。これはこのとき初めて採用された映画の技術「SFX」に敬意を表してのこと。
5、ディズニーはポカホンタスのほうを推していた
ディズニーはポカホンタスとライオンキングを同時進行で制作していた。どちらかといえばライオンキングよりもポカホンタスのほうがヒットすると考えていたが、蓋を開けてみれば反対だった。
6、プンバァのオナラ
劇中、イノシシのプンバァがオナラをするが、ディズニー映画でオナラのシーンはこれが初めてだった。
7、大群の動物が走り去るシーンに費やした時間
シンバが崖の下で路頭に迷い大群の動物たちに踏まれそうになるシーンにディズニーは3年もの歳月を費やしたという。そのシーンの時間わずか2分半。それほどこだわり抜いた末の話題のシーンだった。
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