「ファインディング・二モ」の続編「ファインディング・ドリー」が2016年6月17日に全米で公開された。まそこで今回は知られざる「ファインディング・ドリー」のあらすじを紹介する。
ファインディング・ドリーのストーリーにまつわる裏話
ファインディング・ドリーのあらすじ
「ファインディング・二モ」から1年後、ある日ドリーは突然子供の頃の記憶を取り戻す。ドリーには離れ離れになった両親チャーリーとジェニーがいるのだった。
はっきりとは居場所が分からないドリーの両親を探すためドリーはニモやマーリンと一緒にカリフォルニアの海を目指す。遠い海を渡るために彼らを誘導してくれたのは亀のクラッシュ。背中に乗って猛スピードで駆け抜けると、そこはあっという間にカリフォルニアだった。
旅の途中、巨大イカに遭遇したりと様々な危険と立ちはだかるが、やがて彼らはカリフォルニア海洋生物学水族館へとたどり着く。カリフォルニア海洋生物学水族館でドリーはニモやマーリンとはぐれてしまう。
それでもドリーはタコのハンク、シロイルカのベイリー、ジンベエザメのデスティニーなどの力を借りて両親のいるオープンオーシャンを目指す。しかしそこにはいるはずの両親の姿はなく、ドリーは途方に暮れてしまう。
そこでドリーは一度は諦めそうになるものの「とにかく泳ぎ続けるんだ」という両親の言葉を思い出して前進する。困難を乗り越えていくうちにやがてドリーは海の仲間たちの友情、そして家族の愛情を再認識するのだった。
もうすぐで別のストーリーになるところだった
実は製作段階では水族館が舞台となることについて賛否両論が挙がっていた。というのも追い込み漁によって捕獲されたシャチやイルカが水族館で飼育されていることに対する批判が社会的に膨らんでいたからだ。
特にピクサーのスタッフがアメリカで話題になったシャチについてのドキュメンタリー映画「ブラックフィッシュ」を見たことが影響した。
ブラックフィッシュの予告動画
それでも最終的には水族館で問題なしとする決断が下され、前述のストーリーに落ち着いている。しかしながら劇中、カリフォルニアの海ではゴミが散乱する様子が描かれるなど、海や生物を大切にしない現代社会を間接的に映し出しているシーンも見受けられた。それ以外にもピクサーは様々な隠しメッセージを物語の中で暗に視聴者に伝えているに違いない。
新キャラクター
タコ、イカ、 アシカ、ベルーガなどの新しいキャラクターが登場することが明らかになっている。現在のところドリーのお父さんのチャーリー役を映画「アメリカン・パイ」シリーズでお馴染みの俳優のユージン・レヴィが、お母さんのジェニー役をダイアン・キートンが担当することが分かっている。
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