大ヒット映画「ファインディング・ニモ」の続編「ファインディング・ドリー」がついにアメリカで公開され、早くも大ヒットを記録している。そこで海外視聴者の評価と感想をまとめてみた。
「ファインディング・ドリー」は６月17日に全米で公開され、初日だけでなんと約5000万ドルの興行成績を記録。これは初日だけの記録ではミニオンズの4600万ドルを超えるアニメ史上最高額。このままいけば「アナと雪」、「ミニオンズ」、「トイストーリー３」のトップ３を脅かす作品になりそうだ。
米大手映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では現在のところ批評家の支持率が95％、一般視聴者の支持率が91％といずれも高評価を獲得している。ちなみに同じピクサーの人気作品「トイ・ストーリー３」は批評家の支持率が99％、一般視聴者の支持率が89％だった。
そんな好スタートを切った「ファインディング・ドリー」に対して、海外の視聴者は一体どんな感想を抱いたのかここで紹介する。
ファインディング・ドリーの海外の反応
ウィル・レイチさん
「前作から世界を広げたというより、ストーリーの続きを作ったという感じで、大成功というほどの作品ではないけれども、成功はしている」
リチャード・ローパーさん
「娯楽性があって、ペースがよくて、声優のパフォーマンスが素晴らしく、脚本も賢く、アクションも楽しめた」
アンドリュー・ラピンさん
「いい作品だった。特に（悪いことが頻繁に起こっている）この時代には悪魔と残虐性が世界に存在することを忘れさせてくれる。広い海でさえ、小さな魚が助けを求めるときは、いつだって見知らぬ魚たちの優しさに頼ることができるんだ」
ケネス・トゥランさん
「ファインディング・ニモから13年も経ったのに、苦労して作った作品という感じではなかった」
ジョー・モージェンスターンさん
「ファインディング・ドリーは感動的で、スイートで、優しい。なにより抑えきれないほど笑える」
ルー・ルメニックさん
「ファインディング・ドリーの（ドリー役の）エレン・デジェネレスよりアニメで上手い声優は思いつかない」
ブライアン・ローリーさん
「ピクサーの映画は賢くて、様々な人に対応しているけど、この映画の例外じゃない。ドリーにはなにかとても深い感動する要素がある」
ＪＲジョーンズさん
「感動の要素や海に対する畏敬、アニメーションのカラルフさと細かさが純粋で時間を忘れさせてくれるストーリーに寄与している」
スティーブン・リーさん
「大部分のシーンは笑えて楽しい。でもドリーの記憶についてのエピソードはどこか不可解だった」
カルヴィン・ウィルソンさん
「視聴者はきっとファインディング・ドリーをピクサーの最高傑作のひとつだと思うはずです」
カーリルＩさん
「期待通りだった。とても感動的なシーンがあって、３文の２ぐらいのパートはスローだったけど、それは意図的にそうなったんだと思う。でも終盤は見ごたえがあって、脇役たちが素晴らしかった。何年後かにもまた何度も見直したくなる映画の一つ」
ギャリーＫさん
「子供と一緒に見るのに最高のピクサー映画」
マイロンＳさん
「前作のほうがもっとシリアスでよかった。本作は魚が喋ったり、キッズ映画ということは分かっているけど、もっとお馬鹿な内容で、現実感を窓から捨てた感じ。でも新しいキャラクターたちはすごく良かった」
ウィルソン・ローさん
「それほどでもないといった話を聞いていたので、どうなるかと思ったけど、びっくりさせられた。映画館を出たときには、自分のベスト５の映画になっていた。絶対に見るべき映画」
まとめ
やはり多いのが「感動した」、「笑えた」といった意見。それに対し酷評している意見がほとんどないのが特徴だ。多くの人が言うとおり、「ファインディング・ドリー」はピクサーの歴史に残る映画なのか？あとは自分で見て評価を下そう！
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