言葉を話す動物が主役の待望のディズニーアニメ「ズートピア」。同作品には大都市で一生懸命仕事をしながら生きる、癒し系の動物たちがたくさん登場する。そんな登場キャラクターたちをまとめてみた。
ジュディ・ホップス
本作のヒロインにして、ズートピア初のウサギの警察官。体は小さいものの、人一倍度胸と勇気があり、怖いもの知らず。ひょんなことから詐欺師のキツネ、ニックとコンビを組んで行方不明事件の捜査を行うことになる。
ニック・ワイルド
ニック・ワイルドは頭が切れる、詐欺師のキツネ。早口で喋り、自信家で大口を叩くのが特徴で、自分より頭のいい警察官たちと遭遇したことで、闘争本能に火がついてジュディ・ポップスを助けることになる。
実はニック・ワイルドは「ベイマックス」にカメオ出演していたことが判明している。そのシーンとはサンフランソウキョウの街の中にある広告だ。また、ハニーレモンの携帯ケースにもニック・ワイルドと似たキツネが描かれている。
実は本作ではもともとはジュディ・ポップスではなく、ニック・ワイルドが主役になるはずだったが、製作中にそれぞれの役割がスイッチされたという。
ボゴ
警察署でジュディ・ポップスの直属の上司となるのがバッファローのボゴだ。みんなからチーフ・ボゴと呼ばれる警察署長は体が大きく、典型的な男社会の中でいきるマッチョな警察官。ジュディ・ポップスが警察に入ることに反対しており、常に彼女に冷たく、厳しく接する上司でもある。
ちなみに「ボゴ ”m’bogo”」とはスワヒリ語で「アフリカスイギュウ」を意味する。
レオドア・ライオンハート
ズートピアの市長を務めるのがライオンのレオドア・ライオンハート。ライオンハート市長として親しまれる彼は、「ズートピアでは誰もがどんなものにでもなれることができる」というのをモットーにしている。ジュディ・ポップスはこの言葉に奮起して、警察官を目指すことを決めている。
ガゼル
ガゼルはウシ科ブラックバック亜科の鹿に似た動物で、ズートピアではポップスター的な役割を果たす有名人。ファンも多く、ジュディ・ポップスもその一人。また、平等を訴える社会派のタレントでもある。ズートピアの動物では珍しく靴を履いている数少ない動物。
ちなみにガゼルの声を担当したのはコロンビア出身の世界的ポップスター、シャキラー。役柄と重なる彼女はまさにどんぴしゃの適役といえそうだ。
ベンジャミン・クロウハウザー
ズートピアの警察署に勤める愛想のいい猫といえばベンジャミン・クロウハウザー。ズートピアの警察署では通信指令を担当している。ドーナッツに目がなく、またガゼルの熱狂的なファンでもある。いつも陽気で、ニコニコしていて、職場ではみんなに明るく挨拶をするのが特徴。
当初の構想では「ヒューゴ」という名前の猫になるところだったが、クロウハウザーに落ち着いた。また、ニック・ワイルドが劇中で着ているシャツはもともと彼が着るはずだった。
フラッシュ
哺乳類自動車局(DMV)で勤務する怠けもののフラッシュは実はこう見えて一番仕事が速いことで知られている。もっとも他の怠けものたちが遅すぎて彼が速く見えるそうだ。
あまりにも遅いその喋り方はさすがのジュディ・ポップスもずっこけるほど。物語の中ではほぼお笑い要因として登場する。
ミスター・ビッグ
その名前とは裏腹に小さな体をしたネズミ。大きな熊を手下に従えるマフィアのボスであり、こう見えて最も凶暴な存在として恐れられている。イタリア訛りの英語を喋るのが特徴で、映画「ゴッドファーザー」がモチーフになっている。
ボニー・ホップス&スチュー・ホップス
ジュディ・ホップスの優しくて娘思いの両親。一方で現実的で娘が危険な職業である警察官になることには反対している。二人にはジュディ以外にも合計で275匹の子供がいる。
ダウン・ベルウェザー副市長
レオドア・ライオンハート市長のアシスタントという役割だが、実は物語の鍵を握るキャラクター。可愛い顔に、おっとりした喋り方のせいで、本性とのギャップに驚かされること間違いなし。
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