映画ベイマックスはマーベルの原作とは別物だった!

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日本で12月20日に一般公開されるディズニーの新作アニメ「ベイマックス」が原作であるマーベルコミックの「Big Hero 6」の世界観をほとんど参考にしていないことが判明した。ディズニー・アニメーション・スタジオのスタッフらが明らかにした。



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原作「Big Hero 6」の舞台は東京なのに対して、映画「ベイマックス」の舞台となるのは架空の都市サンフランソウキョウ。ディズニーの狙いとしては東京とサンフランシスコの人が見ても抵抗を覚えない数年先の都市。つまりどことなく馴染みがあり、親近感を覚える近未来都市に仕上げたかったという。アメリカで大都市といえば真っ先にニューヨークが頭に浮かぶものの、ニューヨークはすでに何度もマーベルの作品に登場しているため、まだ一度も使われていないサンフランシスコをモデルに起用した。サンフランシスコにはゴールデンブリッジ、ベイブリッジ、マーケットストーリート、坂道など絵になる風景がたくさんあるからだ。

ディズニーのスタッフは東京のイメージをゲットするために日本を訪問。町中の写真を撮ってアニメ化に使用している。その写真の一部がこれ。東京のはずがなぜか「KOBE」と書かれたマンホールがあるのが気になるが、アメリカ人目線の日本の風景をサンフランソウキョウの構築に役立てたようだ。

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こちらはサンフランソウキョウのスケッチ。サンフランシスコの有名な坂道と日本風の道路がミックスされているのが印象的だ。

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原作と違うのはなにも舞台だけじゃない。実は「ベイマックス」の脚本家であるロバート・ベアードは、原作を一度も読んだことがない。つまりそもそも「Big Hero 6」のストーリーを知らないのである。ロバート・ベアードは「このストーリーはコミックからインスパイアされたんだけれど、もともとディズニーバージョンのストーリーになるってことが分かっていたので、実は原作をまだ読んでいないんだ。こんなことを言うべきかどうかは分からないけどね」と衝撃の暴露までしている。しかしそれには理由がある。「ほかのストーリーに影響を受けたくなかったんだ。オリジナルのストーリーとして取り組みたかったから」。

舞台もストーリーもまったく違うディズニー独自の世界観。「ベイマックス」はもはや題名(英題はBig Hero 6)とキャラクター以外では全く原型をとどめていないのだった。大ヒット映画「アナと雪の女王」が原作の「雪の女王」の世界から飛び出てオリジナリティー溢れる傑作に生まれ変わったように、「ベイマックス」も今同じ道を歩もうとしている。

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