日本では順調に大ヒットを飛ばしている「ベイマックス」だが、お隣の韓国では公開前からすでに批判が上がっているという。その理由がなんと日本の旭日旗が頻繁に登場するからだという。一体どんなふうに登場するのだろうか。さっそく調べてみた。
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ベイマックスを韓国人が批判した理由
多くの韓国人にとって日本の旭日旗がアレルギー反応を起こすのは今更説明する必要もないだろう。さてその問題となっている旭日旗だが、実はベイマックスではっきりと旭日旗が出るシーンは存在しない。ただ、それっぽいデザインの絵が度々出てくるだけなのだ。
たとえばこのシーン。なんの変哲もないロボットの絵だが、バックグランドが旭日旗っぽいといえばそう考えられなくもない。
また、このシーンでも鬼のような絵が壁に張られているが、バックグランドが旭日旗なんだそうだ。
しかしここまで来ると、なんでもかんでも旭日旗という気がしないでもない。ベイマックスがヒロと抱き合っているシーンでもヒロの手が旭日旗に見えてくる。
しかしなぜここまで韓国人たちが敏感になっているかというと、実は「ベイマックス」の原作である「ビッグ・ヒーロー６」に旭日旗デザインが多く見られるからなのだ。
真相は原作にこれほど旭日旗デザインが採用されていたため、映画にも必ず出てくると予想した誰かが目を凝らして旭日旗デザインを探し出したのではないだろうか。なんでも韓国版のベイマックスでは日本語表記まで英語に変えられていたりと視聴者の感情を逆なでしないような工夫が凝らされている。
たとえばこの猫の人形に書かれた漢字。なんて書いてあるかほとんど読めないが、韓国人向けには変更された。
CATと英語表記になっている。
国ごとに細かいシーンをチェックし、編集をし直すことを考えると、ディズニーも大変である。
