映画実写版シンデレラ、衣装ドレスのトリビア

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映画実写版「シンデレラ」でそのロマンチックなストーリーに多大な影響を与えたのがきらびやかな衣装だろう。特にエラが舞踏会で身にまとうブルーのドレスとキット王子との結婚式で着るウエディングドレスは女性なら一度は着てみたいと夢見るほどのドレスではないだろうか。今回はそのドレスの誕生秘話について紹介する。

実写版「シンデレラ」の衣装を担当したのはサンディ・パウエル。イギリス出身のデザイナーでこれまでに『恋におちたシェイクスピア』、『アビエイター』、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』でアカデミー衣裳デザイン賞を受賞している実力派だ。そんな彼女がシンデレラの衣装作りの際にイメージしたのは18、19世紀の世界観だという。

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1、ブルードレス

特に苦労したのは舞踏会で起用されたブルードレス。物語の一番の見せ所となるシンデレラの登場シーンにこのブルードレスの輝きは欠かせない要素だった。

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このドレスをデザインするときにサンディ・パウエルは、シンデレラが走っているときにも美しく見えるように、水が流れるようなイメージと優雅さを出すことにこだわった。

そのためにドレスには何重にもレイヤーを重ね、1万個以上のスワロフスキーのクリスタルを散りばめた。素材にはシルク、ナイロン、ポリエステルを使用。制作には実に500時間以上を費やした。

2、ウエディングドレス

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もうひとつの目玉といえばラストの結婚式のシーンで使われたウエディングドレス。シルクで作られたこのドレスには花柄のデザインが採用されている。このドレスを舞踏会のドレスのように派手にしなかったのは、ドレスを通じてサンディ・パウエルが「王室の仲間入りをするシンデレラに謙虚でそしてピュアでい続けてもらいたかった」という願いを込めてのものだった。

実際、舞踏会のドレスを超えるものを作らなければといったプレッシャーがあり、制作は難航した。そして実に16人のデザイナーと550時間を費やして完成させたのが、ブルードレスとは全く違った、しかしシンプルなデザインを心がけたこのウエディングドレスだったのだ。

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