映画実写版シンデレラがより面白くなる8つの裏話

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ついに今月13日、待望の不朽の名作「シンデレラ」の実写版が全米で公開された。早くもこの映画にまつわる様々なトリビアが話題となっている。鑑賞前にも鑑賞後にも知っておいて損のない、面白さが倍増する8つの裏話をまとめてみた。

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1、主役の第一候補はエマ・ワトソンだった!

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実は制作側はエラ(シンデレラ)役をエマ・ワトソンにオファーしていた。しかしエマ・ワトソンはこれを拒否。その結果、無名のリリー・ジェームズが主役の座を引き受けることになった。結局エマ・ワトソンは「美女と野獣」の実写版のベラ役を演じることで落ち着いている。

2、監督はマーク・ロマネクだった

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当初、監督は「ストーカー」、「私を離さないで」などのマーク・ロマネクが務めるはずだった。一度引き受けたマーク・ロマネク監督はしかし途中で制作側との考えの違いからドロップアウトしている。結局、俳優としても活躍しているケネス・ブラナーがメガホンを取ることになった。

3、監督のケネス・ブラナーとフェアリー・ゴッドマザー役のヘレナ・ボナム=カーターは昔の恋人

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ケネス・ブラナー監督とフェアリー・ゴッドマザー役を演じたヘレナ・ボナム=カーターは昔、映画「フランケンシュタイン」でも共演し、長い間恋人関係だった。しかしその後二人は破局お互いに別の人と結婚、あるいは交際している。

4、エラ(シンデレラ)役のリリー・ジェームズとドリゼラ・トレメイン役のソフィー・マクシェラは旧知の仲

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二人はTVドラマ「ダウントン・アビー〜貴族とメイドと相続人〜」で共演。奇しくもそのときはリリー・ジェームズが貴族、ソフィー・マクシェラがメイドという役柄だった。二人は「シンデレラ」ではソフィー・マクシェラ(ドリゼラ)が意地悪な義理の姉を演じ、リリー・ジェームズ(シンデレラ)をいじめる役を演じている。

5、アナと雪の女王続編が同時公開

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「シンデレラ」と同時公開される「アナと雪の女王 エルサのサプライズ」は「シンデレラ」の前に上映される。この短編映画が見られるのは「シンデレラ」の上映の場だけとなっている。

6、リリー・ジェームズの彼氏はマット・スミス

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エラ(シンデレラ)役のリリー・ジェームズは実生活で英国人俳優マット・スミスと交際中。マット・スミスはTVドラマ「ドクター・フー」の11代目ドクター役を演じている俳優だ。

7、シンデレラはマレフィセントより先に上映される予定だった

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ディズニーがアニメ映画の実写化を進めるうえで、「シンデレラ」、「マレフィセント」、「ジャングルブック」の三つの作品の制作を開始。実は「シンデレラ」が一番最初に上映されるはずだった。

8、ガラスの靴のエピソードは後から追加された

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シンデレラといえば、ヒロインがガラスの靴を落とすして、王子様がそれを探す、という下りが有名だが、実はこの箇所はオリジナルのストーリーにはなかったという。

「シンデレラ」のオリジナルストーリーははるか昔に書かれており、歴史学者によるとそれは紀元前1世紀にまでさかのぼるという。当時ギリシャの地理学者ストラポンが書いた、エジプトの奴隷とメンフィスの王様による恋物語がその発祥だと言われている。

その物語にはガラスの靴はもちろんフェアリーゴッドマザーなどは登場しておらず、ガラスの靴が物語りに加わったのは1697年のシャルル・ペロー作「シンデレラ」、フェアリーゴッドマザーなどが加わったのは1812年に発表されたグリム童話の「灰かぶり(シンデレラ)」でのことだという。

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