ピクサーの歴史に名を残したといわれるほど、世界各国で高評価を受けた「リメンバー・ミー」。実際、海外の視聴者はどんな反応を見せたのか。批評家、ファンたちの生の声を紹介する。
米大手映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では現在、プロの批評家の支持率が97%、一般視聴者の支持率が96%となっている。つまりプロにも素人にもかなりの高い評価を得ているのだ。
これだけの評価を得るのはアニメはもちろん、実写映画でも珍しいこと。果たして海外視聴者はどのような感想を残したのか。さっそくここで紹介する。
リメンバー・ミーの海外の反応
クリストファー・オーさん
「ピクサーの最高傑作かどうかといったら違うけど、色と音楽に溢れ、感謝祭のタイミングで家族の大切さを国際的に問う、寛大でハートに響く作品だ」
ケイト・テイラーさん
「いくつかの欠点はあるものの、全体的にスマートで変化のある満足のできる物語になっている」
ベン・サッチスさん
「メキシコの民俗とアートの要素を含んだ素晴らしいピクサー映画」
ピーター・レイナーさん
「ピクサーは、ハートがこもったアニメの祭典リメンバー・ミーで見事に復活した」
カイラ・マリエさん
「たくさんのカラーと楽しみのある感動的な作品。リメンバー・ミーは年末休みに必ず見るべき映画で、ティッシュを持参したほうがいい」
マット・ニールさん
「ピクサーの中でもベスト映画の一つ」
スーザン・グランジャーさん
「メキシコの文化を忠実に描写したファンタジー物語で、ヒスパニック系の死者の日の習慣と民俗を祝福している」
マイク・マクグラナガンさん
「リメンバー・ミーはこれまで通り、家族映画でどこまで表現できるかというピクサーの限界に挑戦している」
ロバート・コジュダーさん
「リメンバー・ミーは生と死を、どんな人をも感動させるような方法で描いている」
ハゼム・ファミーさん
「チャーミングで、驚きがあって、胸が締め付けられる映画で、ピクサー作品のトップランキングに入る」
マルサ・ベイカーさん
「子供たちはストーリーや音楽を楽しめたみたいだけど、私はどうかといったら、そうでもない」
ジョルディ・コスタさん
「フォークロリズムは感じられないけど、メキシコ文化に対する愛とリスペクトはある」
ジェイムス・ケンドリックさん
「たくさんいいところがある。特にそのエネルギーと家族と自分のアイデンティティーの狭間で解決策を探そうとするストーリーがいい」
ティム・ブライトンさん
「とても愛らしい映画で、109分の尺の中でサプライズも一つや二つじゃない」
ナミーラRさん
「ピクサー作品の中でベスト」
テッドSさん
「二回見たばかりだけど、二回目のほうが楽しめた」
ナシードAさん
「心温まる死者の日を基にした、夢を追いかける少年と家族の物語で、ビジュアルが素晴らしく、ストーリーテリングも最高。幸せな気持ちになった」
アイダンDさん
「ピクサーの最高傑作ではないけど、間違いなくピクサーの名前を挙げた。カラルフで、展開もあり、面白い声優のパフォーマンスもあった」
アレックスTさん
「死者の世界に生きる人々を描いた面白いストーリー」
スコットKさん
「子供向けの楽しい映画で、音楽もいいし、ストーリーもいい。よくやってくれた」
アイルトン・アンソニーさん
「ピクサーの魔法のような作品で、面白い登場人物に、カラルフな絵、素晴らしい音楽があった。メッセージ性があって、家族で見るのが理想」
クリスLさん
「裏切りと死と死後の世界を描いたファミリームービー。ビジュアル的にはピクサーで最も素晴らしく、コンセプトはインサイドヘッドの次にいい作品」
サンディーPさん
「大好きな映画!ピクサーはいい仕事したね」
マイリンRさん
「とても気に入った。プロットは良かったし、グラフィックは美しい。音楽も良かった」
マグナスSさん
「ピクサーがまたホームランを打った!」
ジェイクAさん
「メキシコ文化にスポットライトを当てた可愛い映画。ちょっとスローで、それほどミュージカル要素もなかったけど、すごくよかったし、もう一度見たい」
まとめ
いかがだっただろうか。以上が海外視聴者の声の数々だ。ピクサーの最高傑作と呼ぶ人もいれば、それには及ばないといった意見もあったが、いずれにしろほとんどの視聴者はその絵の美しさを評価している。あとは自分の目でその映像の素晴らしさをぜひ体験してみて欲しい。
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