【ネタバレ】2分の1の魔法のトリビア総まとめ!

ディズニーピクサーのオリジナルアニメ・2分の1の魔法の魔法が世界各国で上映され、ほかのピクサー作品同様、物語の中で多くのトリビアが発見されています。

そこでこの記事では、これから2分の1の魔法を見る人、あるいはすでに見た人のために本作をより楽しむためのトリビアの数々を紹介します。

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メリダとおそろしの森

ピクサーの映画作品は、それぞれが同じユニバースの中に存在するといわれており、作品同士が微妙につながっているのが特徴です。それは本作も例外ではありません。

イアンとバーリーが魔法の石を探しているときに地図を開く下りでは、地図上に「The Brave Wilderness ザ・ブレイヴ・ウィルダネス」と書かれているのに注目してください。

ザ・ブレイヴ・ウィルダネスとはブレイブの荒野という意味ですが、ブレイブとは、映画「メリダとおそろしの森」の英語のタイトルです。

ちなみに警察が二人をパトカーで追いかけるシーンでは、「メリダとおそろしの森」で登場するリング・オブ・ストーンズのような岩があるのが見えますね。

トリプルデントガム

「インサイドヘッド」で登場した架空のガム商品といえば「トリプルデント」ですが、それが本作にも登場します。

ピクシー・ダスターズと呼ばれるオートバイギャングの妖精が手に持っているのが何を隠そう「トリプルデント」のガムです。

「トリプルデント」のガムは、イアンの部屋のカセットプレイヤーの下にもあるのでぜひ注意して探してみてください。

ちなみに「トリプルデント」ガムは、「インサイドヘッド」のほかに、「カーズ・クロスロード」にも登場します。

ポルトリーパレス


トイストーリー4で登場したファーストフード店といえばポルトリーパレス。ボニーの家族が旅行中に立ち寄ったレストランですが、そのレストランのコップを、2分の1の魔法ではガソリンスタンドの店員が使っています。

トレードのマークの青色に、チキンのロゴが書いてあるのですぐ分かるかと思います。

ちなみにポルトリーパレスはトイストーリーのスピンオフ、ショートストーリー、トイストーリー・トゥーンにも登場します。

トイストーリー4

トイストーリー4では実は次回作の2分の1の魔法のヒントが散りばめられていたのに気付いたでしょうか。

一つは、遊園地のシーンにあるドラゴンゾーンと呼ばれるアトラクションで、これはイアンが飼っているドラゴンを暗示しています。

もう一つは、メリーゴーランドの近くにあるペガサスの絵です。あれはバーリーの車に描かれた絵と同じでしたね。

ピザ・プラネット

ピクサー映画に毎回といってほど登場するのが架空のピザレストラン、ピザプラネットのトリビアです。本作ではピザ・プラネットがピザ・レルムという名前で出てきます。

しかしよく見ると、ピザ・プラネットと同じ惑星のロゴを使用しているのが分かりますね。

イアンとバーリーが車に乗って、ハイウェイの料金所を通過するときには画面右端にピザ・レルムのデリバリーカーまで見えます。魔法の世界においても誰かがピザを宅配しているようですね。

ディズニーの旧作

トリビアはなにも最近の作品だけに限ったわけではありません。

イアンとバーリーが魔法の石のありかを示す地図を求めてやってきた山奥のレストランでは1940年にアメリカで公開された映画ファンタジアでミッキーマウスがつけるハットを店員たちがかぶっているのが特徴です。

ちなみにあのハットはシュガーラッシュオンラインにも登場していました。

また、イアンとバーリーが住む町には、「sword in the scone」という名前の店がありますが、あれは「sword in the stone」つまり「王様の剣」に暗示するトリビアだったのです。

ちなみに「sword in the scone」とはトイストーリー4のファーストフード店ポルトリーパレスのメニューにある食べ物にも同じ名前が使われています。

ジャックと豆の木

イアンがガソリンスタンドのコンビニの中に入っていくとき、マジックビーンズと書かれた豆が売っているのが見えますね。

あれは童話ジャックと豆の木に出てくる魔法も豆です。一見、ディズニー映画とは無関係のようですが、実はディズニーは2020年にジャックと豆の木を原作としたアニメ映画ジャイガンティックを劇場公開する予定がありました。

しかし残念ながら2017年の企画段階で製作がキャンセルされてしまったのです。ちなみにイアンとバーリーが車で森の中へと入っていくシーンには明らかにジャックと豆の木を意識した木が生い茂っています。

マーベル映画

本作でイアンとバーリーの声を担当したのは、マーベル作品のスパイダーマン役で知られるトム・ホランドと、スターロードして知られるクリスパットです。

そのためいくつかマーベルのトリビアも隠されているのでぜひ注意して探してみてください。

例えば、バーリーが着ているジャケットにはアベンジャーズエンドゲームでサノスが使ったインフィニティガントレットのワッペンが付いていますね。その横にはなぜかスーパーマリオのキノコもありますね。

また、右肩にはヒドラと書かれたパッチが張られていますね。あれはもちろんマーベル映画に登場する悪の組織ヒドラのことを指しています。

また、 ガーディアンズオブギャラクシーシリーズでスターロードは物語の中で度々音楽を聴くシーンがありましたが、2分の1の魔法のバーリーもミックステープを車の中で聞く音楽好きの一面がありましたね。

また、スターロードが若くして母親を亡くしているのに対し、バーリーはこどものころに父親を亡くしていますね。

一方のイアンは、髪の毛の色が青なのに対し、服はずっと赤い服を着ています。青と赤はそのまんまスパイダーマンのカラーでもありますね。

さらにイアンは、アベンジャーズエンドゲームの名セリフ、whatever it takesなにがなんでも、というセリフを2分の1の魔法の中でも使います。

ダンジョンズ&ドラゴンズ

世界中で大ヒットしたボードゲーム、ダンジョンズ&ドラゴンズにまつわるトリビアも数多くありました。

フェニックスの魔法の石を探しに行く際に、バーリーはボードゲームの中の情報をヒントに行動していましたが、あのボードゲーム自体がダンジョンズ&ドラゴンズを基にしているのは明らかです。

ちなみにバーリーのジャケットにあったヒドラは、ダンジョンズ&ドラゴンズのモンスターとしても知られます。

また、同じジャケットには20面体サイコロの模様が描かれていますが、あれもダンジョンズ&ドラゴンズで使われるサイコロがモチーフとなっています。

イアンとバーリーが洞窟の中に入っていくシーンでは、ゼリー状のキューブが襲い掛かってくる場面がありましたが、あれもダンジョンズ&ドラゴンズのゼラチナス・キューブと呼ばれるスライムがモデルになっています。

A113

ピクサー映画に必ず登場する秘密の暗号といえばA113。A113とはピクサー設立当時のメンバーがかつて通っていた、カリフォルニア芸術大学の教室の番号で、ピクサーの起源を表す暗号といってもいいでしょう。

そんな暗号はこれまでの作品では車のナンバープレートや壁に描かれていたりすることが多かったですが、本作では警官のブロンコが無線を使うときにA113というワードを発するのがポイントです。

これまでビジュアルとして登場していたA113ですが、今回はセリフによって登場するというのが新鮮でしたね。

LGBT

2分の1の魔法にはリナ・ウェイスが声を担当しているLGBTのキャラクターが一人いました。それは警官のスペクターというキャラクターです。

物語の中ではスペクターが自分の彼女の連れ子が言うことを聞かない、といったセリフがあり、その一言から彼女がLGBTのキャラクターであることが暗示されていました。

ところがこのセリフのせいで、同性愛に厳しいサウジアラビアやカタールなどの国では上映が禁止されるほどの事態に陥ってしまったのです。

ちなみにディズニーは最近になって、アベンジャーズエンドゲーム、スターウォーズなどでLGBTのキャラクターを登場させるなどして、少しずつ世界に多様性を訴えてきています。

インディージョーンズ

イアンとバーリーが洞窟の中に入っていく場面では、洞窟の壁から槍が飛び出してきたり、岩の壁に押しつぶされそうになったり、といった数々の危険が二人に迫りました。

あれらの一連のシーンは、映画インディージョーンズがモチーフになっているのは明らかですね。2分の1の魔法は兄弟二人による冒険の旅でしたが、インディージョーンズは、アドベンチャー映画の代表作ともいえる作品で、特に洞窟のアクションシーンはこれまで多くの映画のオマージュとして使われています。

バックトゥザフューチャー

ラストでイアンとバーリーが車に乗って公園に向かうとき、どの道を通って行くのかという話になりますが、イアンは普通に行くのは面白くないといって魔法を使って車を空に浮かばせましたね。

あのシーンはもちろん映画バックトゥーザ・フューチャーのラストシーンのオマージュです。バックトゥーザ・フューチャーでは、マーティがドク博士にタイムスリップするには道が足りないからバックしたほうがいいと言い、ドク博士は道など必要ないといってデロリアンを空に飛ばして物語は幕を閉じましたが、2分の1の魔法も同じような終わり方でしたね。

以上、2分の1の魔法のトリビアの数々でした。

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