14年ぶりに公開された人気ディズニーアニメの続編「インクレディブル・ファミリー」は全米におけるアニメのオープニングウィークの興行成績を塗り替えた。そんな作品に対し海外の視聴者は一体どんな感想を抱いたのか。ここで生の声を紹介する。
インクレディブル・ファミリーの海外の評価
米大手映画批評サイトの「Rotten tomatoes」では現在、プロの批評家による支持率が94%、一般視聴者による支持率が87%といずれも高い評価を受けている。
ちなみに「リメンバー・ミー」はプロの批評家の支持率が97%、一般視聴者の支持率が96%だったが、それを考えるとインクレディブル・ファミリーは評価に関わらず、「売れる映画」であったと考えられなくもない。
では実際に海外の視聴者がどんな感想を抱いたのか紹介していく。
インクレディブル・ファミリーの海外の口コミ
アンリー・アリングソンさん
「ブラッド・バード監督のこの続編はスーパーヒーローとしての両親の努力をテーマにし、夫婦の役割をスイッチし、近代的な家族を描くことに成功している」
ショーン・ファロンさん
「上手くいった続編映画で、スーパーヒーロー映画がどれだけ面白いかを思い出させてくれる」
ローハン・ナハールさん
「無関心や理想主義や価値観についての教訓がある。なぜなら何もしないことが価値のないように思われているから。それと映画ハンコックの控えめなリメイクのようだった」
スティーブン・シルバーさん
「前作と同じくブラッド・バード監督の成功した作品の一つ」
ジム・レーンさん
「Mr.インクレディブルから14年が起ったけど、スーパーヒーロー映画はあの当時よりずっと濃くなっている。それでもブラッド・バード監督はウィットや創造性を失わずにいる。彼はまだまだできると証明した」
ディエゴ・バトレさん
「大人ならピクサーが盛り込んだレフェレンスや意味深なメッセージを理解して喜ぶとだろう」
ボブ・モンデーロさん
「大袈裟なことをいうわけじゃないけど、大人が見ても子供と同じようにパワーをもらうはず」
ジャミー・グラハムさん
「前作のほうがアイデアが豊富で斬新だったけど、本作はもっと世界を救うことよりも家庭にフォーカスされていた。それがすごく良かったね」
マット・ニールさん
「インクレディブル・ファミリーは待ったかいがあった。普通の家族がたまたまスーパーヒーローの活動をしているだけだ、というのを上手く描いていた」
ジム・シェンムリさん
「ブラッド・バード監督の2004年公開の前作に続き続編はただのスーパーヒーローものではなく、皮肉にも超大作ヒーロー映画に対して新鮮なテイストを加えている」
サンドラ・ホールさん
「前作も本作も笑いと大胆なアクションとデリケートなキャラクター設定によってできている」
ビンセント・マンシーニさん
「おそらくピクサー映画の中で最もビジュアル的に素晴らしい映画」
マーゴット・ハリソンさん
「スタイリッシュなデザインや特殊なパワーはさておき、ボブ、ヘレン、そして子供たちが不思議なくらいリアルに感じられる」
アンドレ・ミードーズさん
「すごく楽しい映画。14年ぶりに出たのにバイブスが前作と完全につながっている。長い間待ったけど、その価値があった」
クリス・スタックマンさん
「すごい面白かったし、陽気な映画だった。ヴィランは弱かったけど、ヒーローに焦点を置いて、メッセージ性があった」
ジャヤティ・ブホラさん
「インクレディブル・ファミリーは新天地を少しだけしか切り開いていないけど、ちゃんと機能していない隣人の家族を見ているようで面白かった」
マルセルVさん
「前作より良いとも悪いとも言える。ビジュアルはいいし、笑えるし、アクションシーンはいいんだけど、喋りすぎるところがあるし、スローな時間帯があった」
ジャクソンさん
「前作よりよかった」
ボーズマンHさん
「プロットやキャラクターがとても上手く練られた最高の映画だった。パート3を作るのにそれほど時間をかけないことを期待しよう」
ミスターDさん
「素晴らしい続編映画。姪っ子を連れて行ったんだけど、二人で大満足だった」
マテオCさん
「前作よりよかった。毎秒楽しんだよ」
デイビスWさん
「楽しかった。大勢の人たちと一緒に見たほうがいい映画」
キンバリーMさん
「短くいえば、信じられないぐらい良かった。映像的にもカラーに富んで、アニメーションも創造的だった。カメラワークも良かったし、ストーリーもよく練られていて、アクションも子供たちを怖がらせるようなものじゃなかったし、セリフも終始笑えた」
KSさん
「美しいアニメーションによる最高の映画。だけど、いい人が実は悪い奴だったっていうプロットはありきたりだった」
マイルズSさん
「インクレディブル・ファミリーは全て望み通りだった。すごく楽しめたし、大声で何回も笑ってしまった。唯一ダメだったのはヴィランかな」
ロバートBさん
「先の読める話で、ピクサーはもっとストーリーテリングに力を入れて政治的メッセージをやめたほうがいい」
アドリアーナHさん
「イラスティガールが最高!」
アンディーGさん
「前作に匹敵するほど素晴らしい続編。アニメーションが美しく、会話も面白い、ユーモアもあって、アクションは格好いい。キャラクターの作り方もよかった」
マーティンKさん
「僕なら映画館じゃなくて、ブルーレイが出るまで待つね。アニメーションはいいけど、ただ女性キャラクターが主役になっているだけの前作のリメイクみたいだった」
まとめ
いかがだっただろうか。特に「前作より良かった」という意見が多かったのが印象的だ。
これほど好意的な意見が多いのも珍しいこと。果たして本当に前作より優れいてるのか。それは実際に見てから判断してもらいたい。
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