トゥモローランドの8つのトリビア

ウォルト・ディズニーの構想を反映させたといわれる最新SF映画「トゥモローランド」には多くの都市伝説やトリビアが散りばめられている。今回は中でも興味深い8つのトリビアを紹介する。

1、ブラッド・バード監督はスターウォーズの監督になるところだった

本作を監督したブラッド・バード監督はディズニーからスターウォーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の監督のオファーを受けていた。しかしスターウォーズよりもオリジナリティー色の強い「トゥモローランド」を優先した。というのもブラッド・バード監督自身、スターウォーズの大ファンで一視聴者として観賞したかったからだという。

2、欧州では「トゥモローランド」の名称は使えない

欧州で「トゥモローランド」というと、野外音楽イベントを指し、すでに特許が取得されているため、本作は欧州においては「ディズニー・プロジェクトT」などといったタイトルに変更された。逆に同野外音楽イベントをアメリカで実施する場合はアメリカで「トゥモローランド」の名称はディズニーが特許を取得していることから、「トゥモローワールド」に名称が変更される。

3、主人公ケイシーは別の女優がやるところだった

ケイシー役にはダイバージェントシリーズでお馴染みのシェイリーン・ウッドリーにオファーが送られたが、彼女がこれを辞退。結局ブリット・ロバートソンが主役の座を得た。ちなみにブリット・ロバートソンはメイズ・ランナーの主役を演じたディラン・オブライエンと交際中。

4、オモチャ屋にはスター・ウォーズやアイアン・ジャイアントのオモチャが

劇中、ケイシーが訪れるオモチャ屋「Blast From the Past」にはスター・ウォーズやアイアン・ジャイアントのフィギュアなどが並んでいる。これは監督のブラッド・バードがこれらの作品のファンだからである。

5、スペース・マウンテンが出てくる

「トゥモローランド」の中にディズニーランドの人気アトラクション、スペース・マウンテンが出てくる。夢の世界の中でも目玉のジェットコースターは健在だ。同シーンは予告動画でも確認できる。

スペース・マウンテンは1分16秒に登場する。

6、冒頭のシーンは「イッツ・ア・スモールワールド」

冒頭のシーンで少年フランクがニューヨーク万博で乗るアトラクションはご存知「イッツ・ア・スモールワールド」。実際、1964年の当時にディズニーはペプシのスポンサーの下、万博で同アトラクションを公開しており、その後、ディズニーランドに場所を移している。

7、モノレール

劇中の「トゥモローランド」内に登場する空飛ぶ乗り物は、フロリダ州のディズニーワールドにあるモノレールをモチーフにしたもの。ウォルト・ディズニーは昔から未来型の乗り物の開発を描いてきただけに、ディズニーワールドではホテルやパーク内の移動はモノレールで移動できるようになっている。

8、エッフェル塔のタワー

劇中にエッフェル塔内に隠されたスペース・シャトルが空に向かって飛び立つシーンがあるが、あれはカリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドのアトラクション「ロケット・トゥー・ザ・ムーン」をモチーフにしたもの。ちなみに「ロケット・トゥー・ザ・ムーン」があるのは、「トゥモローランド」の中だ。

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